12/17 綿くり体験(3年生)

 3年生は畑で育てていた伯州綿の収穫を終えていましたが、この日は綿くりを体験しました。市役所農政課の方や「子どもたちと綿を作ろう会」の皆様に先生となっていただき、コットンボールから綿と種を分ける作業「綿くり」をしました。




 はじめに農政課の徳毛さんに復習として「伯州綿の歴史」を教えていただき、「綿くりのやり方」の説明をしていただきました。境港市では、産まれてきた赤ちゃんに「おくるみ」が、100歳の長寿を迎えられた方には「ひざ掛け」がプレゼントされるそうです。これからも伯州綿に親しみ、さらに詳しく知って、受け継いでいく、伝えていく担い手の一人となってほしいですね。

 機械を使って綿くりを始めると木のきしむ音がしますが、ふかふかの綿と固い種が分かれて出てきます。子どもたちは夢中で機械の間から出てくる綿を覗き込みます。弓浜絣(ゆみはまがすり)やさまざまな綿製品を一つ仕上げる、作り上げるためには、相当量の綿や作業、時間が必要だということにも気づいたのではないでしょうか。子どもたちは、種と少しのとてもやわらかい綿を持ち帰っていました。



 

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